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物語をさがして

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【ライター】ニシハマカオリ 愛知県日進市在住。小学校教諭を経て現在はイラストレーター・絵本作家として活躍中。地域に伝わる物語を紐解いたり、書き手や出版社にインタビューしたり、物語… もっと読む
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#子どもとアートと

「子どもたちに多様性を伝える本屋を 〜地域に根ざしたコミュニティの場Reading Mug」 子どもとアートと vol.04

ターコイズブルーにペイントされた外観、ヨーロッパを思わせるおしゃれな看板… 突如、昔ながらの商店街の一角に現れた、目を引く空間。窓に並ぶかわいいカードには、ロンドンのモチーフが。 ここは名古屋のはずなのに、イギリスに旅行に来たみたい!? 今回ご紹介するのは「多様性を伝えるセレクト本屋」というコンセプトで2021年10月に名東区に新たにオープンしたReading Mug(リーディングマグ)さん。 名古屋市の商店街地域活性化事業にも採択されている新しい本屋さんです。 こちらの

「クリエイターインタビュー:日本画家の子ども時代はどんな子だった?」 
子どもとアートと vol.03

こんにちは、はるのまいです。 今回は、東海にゆかりのあるクリエイターの方にインタビューをしてみます。 クリエイターって『特殊な才能のある人』とくくられがちですが、そんな方たちにも、子ども時代はあったわけで…
一体、どんな幼少期?親御さんの接し方は?
 このインタビューでは、そんなことを聞かせてもらい、子どもたちがクリエイティビティな力を育むヒントを見つけていけたらと思います。 今回インタビューしたのは、日本画家の玉井伸弥さん。2018年に愛知県立芸術大学の大学院博士前期課

「クリスマス工作で発想力をはぐくもう!」 子どもとアートと vol.02

こんにちは、はるのまいです。「子どもとアートと」をテーマにお届けするコラム。今回は、子どもと工作やお絵かきをする上でお伝えしたいなと思うポイントを、身近な素材でのクリスマス工作制作アイデアと共にご紹介していきます。 さっそくですが、親子でお絵かきや工作をする際に押さえたいポイント3つ。 1 子どもがいつでも手に取れる場所に素材を置き、兄弟で道具は揃える。 「家で工作をやるのってハードルが高い」と時々言われます。まず道具を準備して場所を整えて、兄弟でやろうとすると、道具の取

「子どもと一緒に美術館を楽しもう!」 子どもとアートと vol.01

初めまして。絵本作家の「はるのまい」と申します。 実生サボテン(種から育てるサボテン)生産量日本一の愛知県春日井市で暮らしています。 名古屋の普通科高校を卒業して、京都市立芸術大学で型染めを学び、卒業後はまた愛知に戻ってきて、名古屋市の公立中学校の教員として美術を6年、特別支援教員を1年担当していました。 2011年、東日本大震災などをきっかけに人生を見つめ直し、2012年に退職。その後、ロンドンで語学や絵本を学んだり、絵本作家やイラストレーターとして活動したりしながら、現在