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物語をさがして

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【ライター】ニシハマカオリ 愛知県日進市在住。小学校教諭を経て現在はイラストレーター・絵本作家として活躍中。地域に伝わる物語を紐解いたり、書き手や出版社にインタビューしたり、物語… もっと読む
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記事一覧

田島征三 アートのぼうけん展 へ

物語をさがして vol.08 新緑もすっかり色濃くなって定着し、初夏を感じる今日この頃です。みなさまはお元気でしょうか。私は、先日面白そうな美術展をやっていることを知り、学生時代に過ごした愛知県刈谷市にある刈谷市美術館(刈谷市住吉町4丁目5番地)を久々に訪れることにしました。 「田島征三 アートのぼうけん展」って? 私は、あの迫力ある昔話の原画をぜひこの目で見てみたいなあというのと、きむらゆういちさん原作の、おおかみの絵本が好きなので、原画が見られたらいいなあと期待を抱い

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オンライン展示「イラスタポロン」の話

物語をさがして vol.07 前回の記事では、岐阜県在住のイラストレーター 森のくじらさんに、イラストレーターになった経緯や制作についてのお話を伺いました。 私は大活躍のくじらさんへのインタビューでゲンキンにも「イラストレーターを続けていくための秘訣」などを探ろうとしました。分かってはいましたがそんなに簡単に「秘訣」など見つからないもの。 くじらさんは「これはこうすべきだ」とは絶対に言いきることをしません。 インタビューで、制作の秘訣のようなものについて、こう話していま

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クリエーターインタビュー:森のくじらの物語

物語をさがして vol.06 クリエーターがふだん何を考えているか、気になったことはありませんか? 今回は岐阜県在住のイラストレーター『森のくじら』さんにオンラインでインタビューを行い、制作の秘訣や活動などについてお話をお伺いしました。 森のくじらさんのイラストや造形が創る世界では、ゆらゆらゆれる線画や、おかしみのある表情の住人たちがこちらに語り掛けてきて、いつでも物語に引き込まれそうになってしまいます。 彼は私と同じ年なのですが、イラストの仕事を始められたのは数年先

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アルテコローレの絵本屋さん

物語をさがして vol.05 こんにちは。これまでの「物語をさがして」では、江戸時代から昭和初期と古い物語を訪ね歩いてきましたが、今回は一度タイムマシンから下り、現在地に戻りまして、日進市のアートラボの中にある楽しい絵本屋さんをご紹介したいと思います。 訪れたのはアートラボ「アルテコローレ(日進市米野木台)」アルテコローレは名鉄米野木駅からほど近い場所、県道57号沿いにあります。とても可愛らしい黒いクマちゃんが目印。一見、雑貨屋さんか洋菓子屋さんのようなたたずまい。 こ

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大草(おくさ)のねこ物語

物語をさがして vol.04 愛知県長久手市の「福祉の家」をご存じですか? 長久手温泉「ござらっせ」のある建物といえばお分かりでしょうか。 長久手温泉は地下1800mから湧き出る天然温泉。 すぐそばには農産物直売所「あぐりん村」もあり、いつもたくさんの人で賑わっています。 先日、福祉の家の横を通るときに、何か石像と看板があるのが目に留まり、見てみることにしました。「福祉の家」バス停のすぐ横です。 バス停に大きな招き猫 しばしば通るこの道に、こんなものがあったとは! こ

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三ツ池から龍がのぼる

物語をさがして vol.03 本屋さんで書棚を眺めてぶらぶらするのが好きです。 探し物がない時でもそれはとても楽しい時間です。装丁の粋なデザインにハッとしてジャケ買いをしそうになったりしてしまったり。 気になるタイトルは今の自分の考えていることや行きたい方向を示してくれているようでちょっとした自己分析もできます。また、ベストセラーや平置きされている人気の本を見ているだけで、世の中の流れを感じられるような気がして、引きこもって制作ばかりしている自分の「化石化」防止策にもち

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「菊水の滝とどろぼう」 物語をさがして vol.02

私が小さかった頃、寝る前に父がよくお話をしてくれました。 「こんな素敵なお話がありました」とご紹介したいところですが、あいにく、ほとんど内容を思い出せません。登場人物も、もしかしたら「にこちゃん」「こまったちゃん」(※byロンパールーム・・・昭和の子ですから)がいた可能性は大ですがほかのメンバーについては思い出すことができません。 多くは即興の作り話だったと思われますが、覚えているのは、父が大きな目を見開いて、「そして・・・・」と展開をもったいぶらせたうえに「わあああ」「

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「はじめまして! イラストレーター・絵本作家のニシハマカオリです」 物語をさがして vol.01

はじめまして。はるのまいさんより、テーマ「創」を引き継いで記事を担当することになりました イラストレーター・絵本作家のニシハマカオリです。これから、どうぞよろしくお願いします! 今の心境は・・・自分のブログやサイトで書くこととはまた違う緊張感でハラハラドキドキしておりますが、こういった機会を持つことができ、いろんな方に記事をお届けできる嬉しさでいっぱいです。 前回クリエイターインタビューで取り上げていただきましたように、私もはるのさんと同じく、元教員で教壇に立っていました

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「クリエイターインタビュー:子どもの楽しい未来を描く絵本作家 ニシハマカオリさん」 子どもとアートと vol.07

「わあ、かわいい!」 到着するなり、つい言葉が出てしまった、この表札。 今回のインタビューは、愛知県日進市在住のイラストレーター&絵本作家のニシハマカオリさんにお話を伺います。 ニシハマカオリさんは日進市の地元の風習を紹介した『おつきみどろぼう』(三恵社)などの絵本をはじめ、書籍のイラストレーションや挿絵など、数多くの作品を手がけていらっしゃいます。 SNSのお写真でも拝見してずっと憧れだったご自宅兼アトリエに、このたびお邪魔させていただきました! カオリさんとの出会いは

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「親子で切り紙あそびを楽しもう!」  子どもとアートと vol.06

前回のインタビューでは、切り絵作家ゆまあひmakiさんに、切り絵の魅力についてのお話を伺いました。 今回は、そうしたお話からインスピレーションを得ての実践編。 とは言っても、娘(4歳)とカッターを使っての工作はまだちょっと難易度が高いので、ハサミを使った簡単な切り紙あそびをご紹介したいと思います。 くまちゃんガーランドの作り方 八つ切り画用紙を無駄なく使えるこのガーランド。 4匹ずつ繋がった、合計8匹のくまちゃんができます。 まずは画用紙を半分に折ってカットしたら、それぞ

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「クリエイターインタビュー:絵が描けなくてもOK?切り絵作家にお話を聞いてみました」 子どもとアートと vol.05

こんにちは、はるのまいです。 今回は、東海エリアにゆかりのあるクリエイターインタビューの第2回目です。 岐阜県在住の切り絵作家「ゆまあひmaki」さんにお話を伺いました。 ゆまあひさんは、『はじめてのカラフル切り絵(誠文堂新光社)』『カラフル切り絵キット(講談社)』を始めとした切り絵の実用書を多数出版されています。また、岐阜や名古屋などで主に大人の方向けに、切り絵教室も主催されていらっしゃいます。プライベートでは、社会人のお子さん2人を持つ、母親業の大先輩です。 私とゆ

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「子どもたちに多様性を伝える本屋を 〜地域に根ざしたコミュニティの場Reading Mug」 子どもとアートと vol.04

ターコイズブルーにペイントされた外観、ヨーロッパを思わせるおしゃれな看板… 突如、昔ながらの商店街の一角に現れた、目を引く空間。窓に並ぶかわいいカードには、ロンドンのモチーフが。 ここは名古屋のはずなのに、イギリスに旅行に来たみたい!? 今回ご紹介するのは「多様性を伝えるセレクト本屋」というコンセプトで2021年10月に名東区に新たにオープンしたReading Mug(リーディングマグ)さん。 名古屋市の商店街地域活性化事業にも採択されている新しい本屋さんです。 こちらの

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「クリエイターインタビュー:日本画家の子ども時代はどんな子だった?」 
子どもとアートと vol.03

こんにちは、はるのまいです。 今回は、東海にゆかりのあるクリエイターの方にインタビューをしてみます。 クリエイターって『特殊な才能のある人』とくくられがちですが、そんな方たちにも、子ども時代はあったわけで…
一体、どんな幼少期?親御さんの接し方は?
 このインタビューでは、そんなことを聞かせてもらい、子どもたちがクリエイティビティな力を育むヒントを見つけていけたらと思います。 今回インタビューしたのは、日本画家の玉井伸弥さん。2018年に愛知県立芸術大学の大学院博士前期課

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「クリスマス工作で発想力をはぐくもう!」 子どもとアートと vol.02

こんにちは、はるのまいです。「子どもとアートと」をテーマにお届けするコラム。今回は、子どもと工作やお絵かきをする上でお伝えしたいなと思うポイントを、身近な素材でのクリスマス工作制作アイデアと共にご紹介していきます。 さっそくですが、親子でお絵かきや工作をする際に押さえたいポイント3つ。 1 子どもがいつでも手に取れる場所に素材を置き、兄弟で道具は揃える。 「家で工作をやるのってハードルが高い」と時々言われます。まず道具を準備して場所を整えて、兄弟でやろうとすると、道具の取

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