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俳句と暮らす

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【ライター】後藤麻衣子 岐阜出身・岐阜在住のエディター、プロダクトデザイン事務所「株式会社COMULA」ディレクター。趣味は俳句で、俳句のための文具ブランド「句具」を運営。「句」… もっと読む
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#冬の季語

“自分でつくる”が新しい、手作りハーブ入浴剤

俳句と暮らす vol.25 12月22日、一年で最も昼が短い「冬至」 肩までしっかり浴槽のお湯に浸かって、ふうっと一息つくと、ふわっと体が浮いているような感覚になるあの瞬間が大好きです。 こわばった体から自然と力が抜けて、心身ともに緩まる実感。 目を閉じて、大きく深呼吸をした瞬間に、大好きな香りを感じることができたらもう最高。それが、私が入浴剤が好きな理由のひとつです。 今年の冬至は、12月22日。 冬至の日には、南瓜や冬至粥、こんにゃくを食べて、柚子湯に入る習慣があり

思いのままに、ちくちく。まちの家庭科室「HUKIN」

俳句と暮らす vol.24 編み棒と毛糸で、のんびりゆったり冬支度 ついこの間、木々の葉が色づきを増してきたなあと眺めていたら、いつの間にか裸木も多くなってきました。 いよいよ、本格的な冬がそこまでやってきています。 澄んだ空をふと見上げると、遠くの山々にはうっすらと雪が。 今の二十四節気は「小雪」。 「小雪」には、そろそろ雪が降り始める頃という意味もあります。 寒くなると私は、編み物が恋しくなります。 冬の季語には「セーター」や「マフラー」などがありますが、「毛糸編む