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伝統は今を生きる

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【ライター】たかつじゅんや 愛知県三河エリアでフォトグラファー/映像作家として活躍する同氏。伝統工芸にまつわる映像制作や商品プロデュースに関わる彼が「暮らしの中で伝統工芸を愛用す… もっと読む
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2021年11月の記事一覧

「味がある、ドキドキがある。写真フィルムを使ってみよう」 
伝統は今を生きる vol.03

こんにちは。フォトグラファーの たかつです。 「伝統文化を見つめ直す」をテーマにしたこのコーナー、今回は僕の本業であるフォトグラファーっぽい企画「写真フィルム」の話をしたいと思います。 写真フィルム? そんな古いのまだあるの? そもそも難しすぎて私には関係ないのでは? …な〜んて思わないでください(笑) まだまだ写真フィルムは現役で使われていますし、むしろこれがイイ!と再注目されているところもあるのです。なるべくマニアックになりすぎないようにしますので、どうか最後までお

「竹かごを暮らしに取り入れよう」  伝統は今を生きる vol.02

こんにちは。フォトグラファーの たかつです。 今回は「古き良き品を見つめ直す」をテーマに、昔ながらの「竹かご」を暮らしに取り入れてみようと思います。 日本では昔から、 竹かごは「日用品」であり「工芸品」でもあった。 そもそも「竹かご」は、古くは農閑期のモノづくりから生まれた道具。お米や野菜など農作物を作りながら、農作業が落ち着いた時期に兼業でかご作りを行っていたのです。普通の人々が暮らしのために手作りしていた日用品だったんですね。様々な地域でいろいろな人が作っていたので、同