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「親子で切り紙あそびを楽しもう!」  子どもとアートと vol.06

前回のインタビューでは、切り絵作家ゆまあひmakiさんに、切り絵の魅力についてのお話を伺いました。
今回は、そうしたお話からインスピレーションを得ての実践編。
とは言っても、娘(4歳)とカッターを使っての工作はまだちょっと難易度が高いので、ハサミを使った簡単な切り紙あそびをご紹介したいと思います。

くまちゃんガーランドの作り方


八つ切り画用紙を無駄なく使えるこのガーランド。
4匹ずつ繋がった、合計8匹のくまちゃんができます。

材料:八つ切り画用紙、ハサミ、色鉛筆など


まずは画用紙を半分に折ってカットしたら、それぞれの紙を蛇腹折にします。

くまちゃんを描きます。
おててと足が、つながっていくように描いてくださいね。
上手に描けたら、それをカットします。

くまちゃんのお耳のカットが難しい場合は、こんな形にしてみても。丸いお顔でもいいのですが、帽子をかぶっているみたいに先を尖らせておくと、ハサミで切りやすいですよ。

これで基本の土台ができあがり。

4匹づつ繋がっているので、あとはお好みで、色々なアレンジを!
色を変えて並べてみても楽しいし…
ベースはシンプルな方が、色々なバリエーションができますよ♪

丸シールを使ったりしても可愛いですね!

ウチの娘はハサミよりお絵描きが好きなので、最終的にはクーピーでお顔や模様を描いていました。


たたんで、切って、かんたん折り紙お花


折り紙も、今は色々な柄や模様が売られていて、見ているだけで楽しいですよね!
たたんで切るだけで、お花のような模様ができるので、ちょこっと切るだけでも、すぐにできあがる達成感があります。キラキラの折り紙だと、飾ってもとても華やかです。

これは10折に畳んで、ハート柄に切ったもの。(10折や6折などの折り方は、Youtubeで色々な方が紹介してくださっているものを参考にしています)

折り紙で気に入った色がない時には、白い折り紙に色を塗ってつくってもいいですよ!


スクラッチ切り絵コラージュ

ゆまあひさんの切り絵を思い返してみると、黒い紙と和紙の色の組み合わせがとても素敵でした。
同じように黒い紙や和紙を使って作ってみてもいいのですが、黒いスクラッチボードでの切り絵も楽しいです。

スクラッチとは、下に色が付いている黒い用紙を、引っかいて色を浮かび上がらせる技法です。
小さい頃、クレヨンを使ってやったことのある方もいらっしゃるのでは!?
今は100均でも、専用のスクラッチボードが売っていますのでぜひ探してみてください。

四角い紙のままでも楽しいのですが…

「お花とかにするのどう?」
という娘のアイデアにより、
お花の形に切って、スクラッチをして….

白い台紙に貼ってみました。

絵が苦手でも、簡単な図形を切ってみて、その中に模様を描いたりしてみるととっても楽しいですよ♪
娘は鉱物などの写真を見るのが好きなので、宝石っぽい感じになりましたね。


工作は、子どもとの会話を楽しむためのツールになる


「いっぱい工作やっているよね。」
「なかなかあんなにできないよ。」
と友人から時々言われます。

でも『子どものためだから』と思ってやるものって、わたしの中では、まったく長続きしたことがありません(笑)

友人たちの中には、子どもたちの習い事の送迎を、毎日のようにしている子もいます。

すごいなあと思う反面、
「とてもわたしには、できそうにもない…」
と尻込みもしてしまいます。

我が家は、わたしの好きなものと、彼女の興味のあるものが、たまたま工作だった、というだけなんです。

わたしがお菓子を作るのが好きだったら、たぶん一緒にお菓子を作る時間が増えただろうし、スポーツが好きだったら、一緒にやっているんじゃないかなあとも思います。

”がんばらないといけないこと”は、たぶん、長続きしないから…

子どもも自分も、なるべく無理なく、心地よく過ごせるにはどうしたらいいかを考える、試行錯誤の毎日です。

工作は、手を動かしながら、

「次はどうしよっか?」

と娘と話し合いができるのが、とても楽しいんです。
作っていく中で、次つぎとアイデアが、彼女から飛び出てきます。

できあがったものがいいかどうかということよりも、そういう親子のなんでもない会話の時間を、これからも大切にしたいなあと思っています。



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