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「春の七草を、探したり育てたりして粥にした。」 週末は愛菜家 vol.07
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「春の七草を、探したり育てたりして粥にした。」 週末は愛菜家 vol.07

師走のバタバタとご馳走がならぶ正月休みを経て、負担がかかっていたであろう胃腸をやさしく整えながら1年の無病息災を祈る七草粥。
例年はスーパーで「春の七草セット」を購入して七草粥を楽しんでいたのですが、今年こそは七草を探したり、ベランダで育てたりして自分で揃えようとはりきっていました。

春の七草コンプリート、はたして成功したのでしょうか!?


手軽に買える「七草セット」の中身を拝見


正月を実家で過ごし、名古屋に戻る途中で八百屋さんに立ち寄ってみると「七草セット」が売られていました!

春の七草がすべて入って、そのいわれや七草粥のレシピが書かれたリーフレットも付いていました。

左上から「せり(芹)」「なずな(薺)」「ごぎょう(御形)」「はこべら(繁縷)」「ほとけのざ(仏の座)」「すずな(鈴菜)」「すずしろ(清白)」

七草のいわれには諸説あるようですが、日本で古来から親しまれてきた「若菜摘み」と中国の風習が融合した宮中行事が江戸時代に一般庶民まで広まった様子。
若菜摘みの名残りからか、地域によっては「五草粥」だったり「八草粥」だったりするそうです。

七草セットの中身は、はこべらの量がちょっと多い感じですね。


「すずしろ」と「すずな」はベランダで栽培を


すずしろとは、大根のこと。清白という、なんとも美しい漢字があてられています。蘿蔔と表記されることもありますね。花言葉は「潔白」や「適応力」。

そしてすずなはカブのこと。たしかに鈴っぽい形をしてますね。花言葉は「慈愛」や「晴れ晴れ」。

実はこの企画のために、11月からベランダで仕込みをしていました。
11月の中旬。タネを植えて数日で芽が出てきました!

2週間ほどで本葉も出てきましたね。

そこからさらに1ヶ月でこのくらいまで伸びました。

が、すずなの成長が遅いよう…タネの撒き時を逃したかも…

収穫してみると、すずしろはなんとか可食部がありました!
すずしろには消化促進や風邪への効果があるそうです。

すずなはやはり… 残念ながら葉っぱだけでした。
タネを撒くのがちょっと遅かったですね。葉っぱは粥に入れようと思います。

そして、そんなこともあろうかと奥さんの実家の畑でちょうどいいサイズのすずなを正月明けに収穫させてもらっていました。やっぱり畑は生育が違いますね。

すずなには利尿・便秘・鎮静作用があります。


「せり」は水耕栽培で育ててみます


スーパーで根付きのせりを購入し、新芽だけ残しておいしくいただきました。

ポットに入れて、水を毎日替えてあげます。

1週間でこのとおり! 上手に育ってくれました。

せりの花言葉は「清廉で高潔」。解熱や貧血、リウマチなどにいいそうです。香り高いので食欲増進効果もありますね。
リビングに飾るとまるで観葉植物みたい。心にも効きそうです♪


残りの四草は散策しながらハンティング!


若菜摘み気分で、残りの四草ハンティングに出かけます。

自宅は名古屋市東区。そこそこ都心部ですが、きっと見つかる…はず
意気揚々と自宅を出発です!

そして徒歩1分!!!!

なんと、自宅前のアスファルトに「ごぎょう」がニョキニョキ生えてました。
ごぎょうとはハハコグサのこと。しゃもじのような葉っぱにうぶ毛が生えて、黄色い花が咲いてるあれです。見かけたこと、ありませんか?

花言葉は「いつも思う」「無償の愛」。まさに母の心情です。咳止めや痰切りに用いられ、利尿作用もあるそうです。

さらに5分ほど歩いたところで足を止めました。

あ!はこべらです。 石垣の隙間から生えてます。

よく見ると、その後ろにもわさわさと!!
運良く群生してました。

ツヤのある黄緑色がとってもきれいですね。
繁縷という漢字があてられているだけに、繁殖力が旺盛なのかも。
はこべらの花言葉は「愛らしい」。英語の花言葉は「rendezvous(集合する)」だそう。なるほどですね! 切り傷や歯槽膿漏、痛み止めに効果があり、虫歯予防に用いられていたこともあるそうです。

さらにすぐ側でなずな(だと思う)をゲット!
なずなは「ぺんぺん草」とも呼ばれているのですが、冬場は見分けやすい“ぺんぺんの部分”がないためわかりにくい…

なずなの花言葉は「あなたに全てを捧げます」。
邪気や万病を防ぐ薬草として親しまれ、目の不良や生理不順、便秘などにも効果があるそう。海外でも薬草として用いられています。

そして「ほとけのざ」もゲットと思いきや…

現代の私たちが「ほとけのざ」と呼んでいる植物は、春の七草とは別の種類。可憐な紫色の花が咲き、葉っぱの形状からまさに台座に仏様が立っているような姿なのですが、残念ながら食用にはならないそう。

春の七草に数えられる「ほとけのざ」は菊の仲間の「コオニタビラコ」という植物。
花言葉は「調和」。じんましんや湿疹、アトピー性皮膚炎に効果があるそうです。


ぶじに七草コンプリートできました!


探したり、育てたりして集めた春の七草揃い踏み!

スーパーで買う方が100倍ラクですが、思っていたよりはスムーズに集めることができました。ふだんは気にもとめない道端にもたくさんの命がいて、食べられる植物もけっこうあるんですね。

七草はていねいに洗って、しっかりと水にさらしておきました。

実家でもらった柚子も色と香りづけに使いますね。

食べやすいサイズに刻んでおきます。

お気に入りの土鍋で粥をつくり、そこに七草を加えてあげます。
味付けはお塩だけでさっぱりと。

ふだん食べている七草粥よりも瑞々しい香りがするのは気のせいですかね♪とってもおいしく、そして楽しくいただきました。

せっかくなので、アレンジメニューも♪

パックで購入した七草セットを使えずじまいだったので、翌日ランチでアレンジしてみました!

春の七草にタコ(多幸)を加えた、名付けて「春の八方しあわせペペロンチーノ✨」

真っ赤な鷹の爪は、実家で母が育てたもの。

表現すると、七草の新しい扉をひらく味!?
タコの食感とすずなすずしろのシャキシャキ感、葉物の香りが一体となってめちゃくちゃおいしゅうございました!

七草粥は1月7日に行うのが通例となっていますが、たとえば京都の城南宮では旧暦の1月7日に近い2月11日を「七草粥の日」として参拝者に粥を振る舞っているそうです。
もし興味をもったら、この季節にぜひ無病息災を祈って七草粥を楽しんでみてください。ただし探す場合には植物の知識が豊富な方に協力してもらい、くれぐれも安心なものだけ使うようにしてくださいね。



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