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おにぎりやさんで、その可能性にハッとする。

週末は愛菜家。 vol.25

今年も新米の季節がやってきましたね✨
以前、2回にわたって密着取材をさせていただいた「やだのり」を使ったおいしい「おにぎりやさん」があるとイラストレーター矢田勝美さんから伺ったので、さっそく足を運んでみました♪


大須の街にとけこむ、とってもかわいいおにぎりやさん。

伺ったのは、名古屋のパワースポット大須観音の近くにある「おにぎりやさん」。

土鍋炊きおにぎりと玄米おにぎりのテイクアウト専門店。
定番おにぎり&季節の具材を使ったおにぎりを、およそ10種類から選べます。

お店のオープンは基本的には木・金・土。東海エリアのマルシェやイベントにも積極的に出店し、行列→即完売になるほどの人気店✨
イベント情報などはインスタグラム(https://www.instagram.com/onigiriyasan_/)から確認いただけます。

お店のポスターもおしゃれですね。
よく見るとおにぎりがニッコリ笑ってます♪

出迎えてくれたのが、店主の杉江さおりさん。
杉江さんはライター・編集者から転身して2020年にお店をオープンしました。
ライター時代にイベントでおにぎりを提供したところ、参加したみんながはじける笑顔に!その喜びが原点になっているそうですよ♪

いただいた名刺のアートワークは画家/イラストレーターの山口一郎さん。
杉江さんが掲げている額装のイラスト作品もとってもかわいいですね。

杉江さんの人柄を感じる、やさしい雰囲気。

お店の中にも山口一郎さんのアートワークが。

お店の一角にはグッズコーナーもありました。
「グッズを作るのがすっごい好きなんですよねー♪」と杉江さん。

矢田勝美さんとコラボレーションしたオリジナルエコバックも発見!

味のあるネコのイラストが素敵✨

タイミングがバッチリ合うと、注文ごとにおにぎりをにぎってもらえます。

私は10種類ほどにぎっていただきました♪

おにぎりの他に、具だくさん豚汁やお茶も提供しています。

使っているお米は知多半島にある「杉浦農園」さんの特別栽培米。
玄米はもちもちでやわらかい「ミルキークイーン」、白米は東海エリアでは珍しい「にこまる」を使っているそう。


にぎっている様子を特別に見せてもらいました!

使っている土鍋は伊賀焼窯元・長谷園の「かまどさん」。土鍋で炊くと冷めてもおいしいご飯になるんですって。
玄米は圧力鍋で炊くことで、柔らかいけれどムッチムチの食感に。玄米はちょっとパサつくイメージでしたが、おにぎりやさんの玄米おにぎりを食べてびっくりしました。

炊けたお米はいったんおひつへ!

おひつの調湿作用でむらなくふっくら仕上がるんですって。炊き方ひとつ見ても杉江さんの探究心がすごい!

おにぎり1個分のお米を手に取って・・・

お塩をふってにぎります。
お塩は沖縄浜比嘉島の平釜で結晶化したものを使用。白米の塩にぎりだけは種子島・関塩屋の天日のみで結晶化させたお塩を使っています。

にぎっている時の杉江さんの表情は真剣そのもの。かっこいい✨

てのひらの中で、おにぎりがまるで踊っているようです。

具材のトッピングは繊細に。

ひとつひとつ、ていねいににぎっています。

包装して、最後にシールを貼ります。

仕上げに入る杉江さん。眼差しがやさしい。

そして完成です!
海苔は矢田さんの風味豊かな「やだのり」を使用。

どんな食材を使っているかをきちんと表示しているので安心感がありますね♪

いろんな種類があるので、選ぶのもテンションが上がります。

取材中もひっきりなしにお客さんが訪れていました。
お客さんとのコミュニケーションも大事にされている様子が伝わってきます。
笑顔があふれるやりとり♪


おいしいおにぎり、いただきます!

購入させていただいたのは左上から「鯖の竜田揚げ」「梅なめたけ」「ねぎ味噌」「おじゃこと生姜の佃煮」「梅肉のせ」
そして「生落花生の炊き込み」「秋刀魚の炊き込み」「おいもさん(さつまいも)の炊き込み」「味玉ちゃん」「とろろ昆布巻き」
炊きたての塩むすびと玄米むすびもいただきました♪

落花生、秋刀魚、おいもさんは、この時期だけの限定商品です。
お米(白米・玄米)と具材の組み合わせ、そして調理法でおにぎりの可能性ってどこまでも広がっていくんだなーと再発見。気づかせていただいて感謝です✨

帰りは大須観音でお参りしつつ、さっそくおにぎりをいただきました!

炊きたてごはんでつくった塩にぎり。神々しい♪

玄米おにぎりはプチプチ感がすごい! 今まで食べてきた玄米とぜんぜん違います。パサつきが全くなく、やわらかモチモチプチプチ……とにかくおいしい。

秋刀魚の炊き込みには、さりげなくスダチがトッピングされているのが嬉しいですね♪

鯖の竜田揚げはパンチが素敵!
出来合いの食材を使うのではなく、魚屋さんで捌いてもらった鯖を杉江さん自身で味付けして仕込んでいます。仕込みにも手間がかかっていますね。

新米の季節を、ぜひ大須で堪能してください✨

取材を通して感じたのが、杉江さんのお米はもちろん具材、そして生産者さんに対するリスペクト。「生産者さんがいなければ、私のようなおにぎりやさんは成り立たない」という言葉がとても印象的でした。

私が近くで撮りすぎて、思わず笑っちゃう姿も素敵ですね。
今はテイクアウト専門店ですが、次はイートインできるお店をつくるのが目標だそう。おいしい笑顔が広がる場所が、さらに増えそうですね♪

ふだんコンビニや自宅でなにげなく口にするおにぎりですが、その可能性にハッとした1日でした。お弁当にしたり保存しておくためとはちょっと違う、お料理としてのおにぎりの可能性を知るよい機会になりました。
この記事が出る頃には、おにぎりやさんの全商品が新米で提供されていると思います。ぜひ足を運んで秋の恵みを堪能してください!

■おにぎりやさん
(土鍋炊き白米にぎり、玄米にぎり/テイクアウト専門店)
愛知県名古屋市中区橘1丁目17−28(大須観音から徒歩8分)
◎営業日: 木 金 土
木金曜 8:00〜15:00、土曜祝 9:00〜16:00(売り切れ次第早じまいあり)
◎オンラインショップで#冷凍玄米おにぎり 販売中
onigiriyasan.net


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